創業昭和21年。
初代高木卓治は檜原村白倉地区出身。
八王子の肉店に奉公。当時、支那事変が勃発。
肉を卸していた中華そば店来々軒(※1)の中国人経営者が中国に帰国することになり、肉店が店を買い取ることになった。
その来々軒の店長として初代が送り込まれ、中国人の職人から中華そばを伝授された。
終戦後、復員した初代がたちばな橋付近で「たちばな家」と名付け中華そば店を開く。
当初は粉を手に入れる事が難しく、やむなくあり合わせの材料でおでんを売っていた。(※2)
1年後には本格的に中華そばをスタート。昭和50年に現在の場所に移転。